「変わる」という言葉1つをとっても、人それぞれイメージが
バラバラだと思います。
マイナス思考から、プラス思考に変わるのが「自分が変わった!」という定義が
一般的にですよね。
私も昔は、マイナス思考、感情などが、悪いもの、嫌なもの、と思い込んでいました。
ですので、常にワクワク、スッキリ、プラス的な思考、感情を
ずっと継続、キープし続けたい!って思ってました。

そのほかに。
110万円の自己啓発のプログラムを購入し、毎日、自己肯定感を高めるために
セルフイメージを変えるために、
毎日、「自分が好きだ!」を1000回を言い続ける、ということもしましたし、
スピリチャルに没頭し、最終的には、1ヶ月インドで瞑想修行をすることもしました。
そんなわけで、
自分をプラス思考に変えるために1000万円ぐらいは
セミナー、ワークショップ、本、などなどに使ったと思います。
けれども、自分の中にある、恐怖、不安が消えず、ずっと悩んできました。
もう、「これは悟るしかない!」と思って、ずっと自分を変えたい!という欲求で
ありとあらゆるものにチャレンジしてきました。
そこで、つい最近、大きな落とし穴を発見しました。
実は、真理、悟りたい!ということ自体が、
そもそも、真理に到達できないし、悟れない、というショックな出来事があり、
そこから、自分の人生が大きく変わり、すごく楽に生きられるようになったので、
それを共有したい、と思います。
真理や悟りに掴まれない、自分らしい生き方
私は長い間、
「悟り」とは、
- いつも安心していて
- ニコニコしていて
- 不安がなく
- 恐怖もなく
- どんな時も穏やかで
- 愛と感謝に満ちている状態
だと思っていました。
だから私は、
「怖い」
「不安」
「ザワザワする」
「人の目が気になる」
そんな感情が出てくるたびに、
「あぁ、自分はまだ悟ってない」
「もっとプラスに考えないと」
「もっと真理を深めないと」
そうやって、
ずっと自分を追い込み続けていました。
インドで出会った“悟った人”
実際に私は、
インドで1ヶ月間の瞑想修行を体験しました。
そこで出会ったインドにいた聖者は、まるで苦しみが存在しないかのように、
いつも静かに含み笑いをしていました。

その人と一緒にいると、なぜかこちらまで笑いが込み上げてくる。
完全に宇宙と一つになっているような、不思議な存在感。
世界中から、
「悟りたい」
「真理を知りたい」
という人たちが集まり、
ただ、その場に存在するだけで、会場全体が、笑いと歓喜に包まれる。
そんな体験をしました。
私はその時、
「これが悟りなんだ」
「ここに到達しなければ」
そう思ったんです。
日本に帰ると、また苦しくなった
けれど日本に帰ると、また不安が戻ってきました。
人に会うと緊張する。
どう思われるんだろう。
心臓がバクバクする。
手汗、脇汗、足裏の汗。
「ビクビク、おどおど、ざわざわ」する感情が、ドバドバ出てくる。。
すると私は、
「まだ悟れてない」
「もっと真理を深めないと」
と、さらに自分を追い込んでいきました。
nTech(認識技術)との出会い
そんな時、私はnTech(認識技術)に出会いました。
そこでは、
“悟り”を、受け身で待つものではなく、
主体的に認識を変え、自ら創造していくものと感じて、そこに可能性を感じ、
宇宙の法則、
哲学、
心理学、
自己啓発、
コミュニケーション、
さまざまなものを繋げながら、徹底的に探究していきました。
けれど、どれだけ深めても、
どこかで、
「まだ足りない」
「もっと完全にならなければ」
という苦しみが消えなかった。
そしてある時、虚無になりました。
やる気が出ない。
まるで、真理を追い求めた哲学者たちが、最後に絶望してしまい自殺してしまう。
そんな感覚。
そんな状態になっていたんです。
「怖い」は悪いものなのか?
そんな時でした。
私はノートに、思っていることを書き殴る、ジャーナリングをしていました。
そこで、ふと「怖い」という言葉を書いた瞬間、
ある疑問が浮かびました。
「怖いって、本当に悪いものなのか?」
その瞬間、
人生をかけて追い求めていたものの、
“最初のボタン”が、
掛け違っていたことに気づいたんです。
人間の身体は、「未知」に反応するようにできている
私はずっと、
「怖い」を消そう。恐怖、不安がなくなれば、安心できるから、それを失くそう、と
ずっと頑張ってきました。
でも、そもそも“怖い”とは、人間の生命そのものが持っている、
自然な反応だったんだ。
と、ふと気づきました。
脳科学では、人間が未知に出会うと、まず脳の扁桃体が反応し、
- 心拍数を上げる
- 呼吸を速くする
- 汗を出す
- 筋肉を緊張させる
という反応を起こすと言われています。
この時、体内では、
- アドレナリン
- ノルアドレナリン
- ドーパミン
などの神経伝達物質やホルモンが分泌されます。

つまり、
「怖い」
「緊張する」
「ザワザワする」
という反応は生命が、
“重要な瞬間だ!”
“未知の世界だ!”
と感じて、全身を覚醒させている状態だったんですね。
「恐怖」と「ワクワク」は、実はかなり近い
面白いのは、この「恐怖、不安」の身体反応は、
“ワクワクしている時”と、かなり近い、ということ。
恋愛も、挑戦も、人前で話す時も、新しい世界へ飛び込む時も、
人間はみんな、
- 心臓がバクバクし
- ソワソワし
- 手汗をかき
- 落ち着かなくなる
つまり、
「恐怖」と「ワクワク」は、身体の中では、かなり近い反応なんですね。
違うのは、その後の“解釈”。
脳が、「危険だ」と意味づけすると不安になる。
逆に、
「新しい世界だ」
「成長だ」
「冒険だ」
と意味づけすると、ワクワクになる。
つまり私は、生命の反応そのものを、
“悪”だと勘違いしていたんです。
注意:この恐怖、ワクワクがイコールだ、というイメージはすべての存在は実在しない、という1つの動きから出来てる
nTech(認識技術)を学んでないと、とても難しいです。
苦しみがあるから、人は愛おしい
だから、悟りを追求すること自体が、美しい生命の躍動を抑え込もうとしていたんだ、と。
でも本当は、怖さをなくすことが、
悟りではなかった。
怖さも、不安も、悲しみも、痛みもある。
それでも、未知へと好奇心のままに進んでいく。
その生命の躍動そのものが、人間の素晴らしさだったんだ、と思ったんです。
今ならわかります。
私は、インドで出会った聖者のようになりたかったのではなく、
“不完全さを抱きしめながら、力強く生きる人間”
として生きたかったんです。
楽しいだけの人生は、どこか味気ない。
苦しみがあるから、愛が深くなる。
恐怖があるから、勇気が生まれる。
不完全だからこそ、人は成長し、支え合い、人生を味わえる。
(※人間は不完全だから、完全なんだ、というイメージを深めたい方は、こちらから👇)
煉獄杏寿郎「老いることも死ぬことも…」の意味とは?不完全さを愛おしむ究極の真理 | ゆたか@コミュニティ
もし今、
「怖い」
「不安」
「緊張する」
そんな自分を責めている人がいるなら、伝えたい。
それは、ダメな反応じゃない。
あなたの生命が、“生きようとしている反応”
なんです。
ほんとうの自分軸、ゆたかに、じぶんらしく。
そんな悟り、真理のイメージにも掴まれない。
「こうならなければ」
「これが正しい」
「悟った人にならなければ」
そんな理想さえも超えて、
不完全な自分も、
怖がる自分も、
悩む自分も含めて、
“人間らしく、自分らしく生きたい”
そんな方へ。
現在、
「7つの質問カード」を使いながら、新しい自分のアイデンティティを設定していく、
対話型ゲームセッションのモニター募集をしています。

自分を変えようとするのではなく、“本来の自分を思い出していく”そんな時間です。
ご興味のある方は、お気楽にご連絡ください。
それでは今日は、「真理、悟りにも掴まれない生き方」というテーマで、お話しさせて頂きました。
ありがとうございました。